2026年 10月 28日(水)13:30
【報告】札幌にて映画『ライフ・イズ・クライミング!』上映&対話イベントに代表小林が登壇
2026年10月24日、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)赤れんがホールにて、有限会社トータルケアサービス(介護事業所いちごいちえ)主催の「言葉で景色をつなぐ。〜映画『ライフ・イズ・クライミング!』上映&対話イベント〜」が開催され、モンキーマジック代表の小林幸一郎がゲストとして登壇いたしました。
本イベントは、ドキュメンタリー映画『ライフ・イズ・クライミング!』を副音声ガイドとともに鑑賞し、「言葉だけで、人はどこまで同じ景色を見ることができるのか」を、見えない人も見える人も共に考える対話型のイベントです。介護事業所いちごいちえを運営し、本企画を立ち上げられた代表の中山様をはじめ、スタッフの皆様の「言葉で景色を共有する大切さや楽しさを届けたい」という熱い思いのもと、実現しました。
当日は、一般参加者をはじめ、福祉・医療関係者、視覚障害のある方やそのご家族など、幅広い方々約70名が参加し、会場全体で映画と対話を楽しみました。
■ 副音声ガイドとパネルディスカッション
上映後のパネルディスカッションには、小林のほか、副音声ガイドの制作を担当された松田高加子さん、札幌在住の視覚障害当事者である影山浩さんが登壇しました。
セッションでは、見えている人とはまた異なる視点から情景を描写する副音声ガイドの工夫や奥深さについて、松田さんからお話がありました。見えている参加者からも、「目で見ながら音声解説を聴くことで、自分一人では気づかなかった情景や魅力が浮かび上がってきた」「言葉で景色を表現する大切さを再認識した」といった、新鮮な驚きの声が上がりました。
また、影山さんのお話や、日常の同行援護・サポートにおけるコミュニケーションのあり方についての問いかけは、参加者がそれぞれの普段の接し方や言葉の使い方を振り返る、大きなきっかけとなりました。
小林からは、クライミングにおいて、相棒(ガイド)の言葉と互いの信頼関係を頼りに壁を登る体験を紹介するとともに、「視覚障害者である前に、一人の人間である」という視点について語りました。
イベント終了後のアンケートからは、次のような感想が寄せられました。
「上手な言葉選び以上に、お互いを信じる力が伝わってきた」
「見えている人も見えない人も、同じ空間で一緒に映画を楽しめる工夫や雰囲気がとても心地よかった」
「『障害者の前に一人の人間である』という言葉や、お互いの弱さも含めて受け入れ合う姿勢に勇気をもらえた」
映画や副音声ガイド、そして登壇者同士の対話を通して、障害や福祉という枠組みにとどまらず、日常の会話や仕事の現場における「言葉を通じた人と人とのつながり」について、会場全体で考えを深めることができました。会場には温かな一体感が生まれ、豊かな時間となりました。
情熱を持って本イベントを企画・開催してくださった中山様をはじめ、スタッフの皆様、共演いただいた登壇者の皆様、そしてご来場いただいたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
【活動の様子】