2025年 04月 08日(火)10:00
【報告】第41回マンデーマジック葛西を開催しました。
4月7日(月)、葛西駅徒歩5分のクライミングパークROCKLANDSにて、「マンデーマジック東京@葛西」を開催し、参加者8名(うち、視覚障害5名、下肢障害1名、初参加2名)の方にご参加いただきました。
今回は初めて参加の方、久々の参加の方、常連の方が入り混じってのイベントでした。
「クライミング」というテーマに立ち向かうことに経験の有無・長短に関係ありません。ただただ「自分を超えること」を目指す。それを目指し、課題に何遍と立ち向かう、そんな参加者の方々の登りを感じた回でした。
代表の小林の話では、北九州市役所のZ世代課が取り上げられました。市内のZ世代を応援・支援する取り組みをなさってるそうです。我々モンキーマジックもダイバーシティを目指しており、重なる点が多々ありますので、とても期待してきます!
いつか一緒にコラボできたらよいなぁと思います。
通称マンデー葛西は、トップロープクライミングのイベントになります。
ロープで安全を確保し、高さ12mほどの壁を登ります。車椅子の方や上肢・下肢に障害があり、着地に不安がある人でもより安心して登ることができます。
次回は5月12日(月)に開催です。みなさまのご参加お待ちしています!
お申し込みはこちらから
https://www.monkeymagic.or.jp/magic/monday-magic-tokyo-kasai
【活動の様子】
2025年 04月 07日(月)10:00
【報告】発達・知的障害のある子どもとその家族対象「春休みボルダリング教室」を開催しました。
3/28(金)、4/2(水)、4/4(金)に東京都のボルダリングジム・三鷹ジムで、発達・知的障害のある子どもとその家族向けの「春休みボルダリング教室」を開催しました。参加者はのべ4家族11名(内、障害のある児童生徒4名)の皆さんでした。
教室はグループ指導の時間帯と、家族で貸切りでの時間帯を設けて開催しましたところ、家族で登りたいと貸切りの時間が人気となりました。
参加いただいた子どもたち、保護者の方からは以下のような感想をいただきました。
▪️子どもたち
「楽しかった」
「難しかった。またやりたい」
「登れて嬉しかった」
▪️保護者の皆さん
「普段はきょうだいで同じ場所で遊んだりスポーツはできないから一緒にできて嬉しかった」
「息子が思ったより登っていた。優しくフォローしてくれてありがたかった。遠くまで来てみてよかった」
「自分もやってみて、達成感があった」
「楽しくボルダリングデビューできたから、お父さんを誘いまた近所でもやってみたい」
「こういう障害(知的・発達障害)のある子どもウェルカムの場所が少ないから企画が嬉しかった」
本企画はモンキーマジックの初めての試みでした。ボルダリングのルールがすぐには分からなかったり、室内でも走り回ることが好きな子どもたちが、皆んなが安全で楽しめる工夫を私たちも模索中です。
そんな中でも開催したことによって、障害のある子どもが楽しみ「やったぜ!」という顔を見せてくれたことで、やってよかったと感じています。そして、発達や知的障害のある子だもたちにもっと届けられるように工夫もしていけたらと思います。
次は夏休みにまた企画できたらと思いますので、次回もお楽しみに!
※本事業は「発達・知的障害児者のクライミング企画拡大プロジェクト」の一環で、ルルレモン社の社会貢献事業の「Grow Impact」の助成を受けて開催いたしました。
【活動の様子】
2025年 04月 05日(土)20:00
【外岩】アウトドアスクール@湯河原を開催しました
4月5日(土)、神奈川県の湯河原幕岩にてアウトドアクライミングスクールを開催し、5名(うち、視覚障害3名、聴覚障害1名)の皆さまにご参加いただきました。
天気予報では雨の心配もありましたが、当日は気持ちよく晴れ、春の陽気の中で気持ちの良いクライミング日和となりました。自然に囲まれた岩場で、笑顔あふれる一日を過ごすことができたかと思います。
今回は、久しぶりに参加された方や、外岩に少しずつ慣れてきた方などそれぞれのペースでトライ。最初は緊張した面持ちだった皆さんも、登るごとにリラックスした表情に変わり、岩の感触や景色を楽しみながら挑戦する姿が印象的でした。
活動後のふりかえりでは、「またクライミングが好きになりました!」という嬉しい感想もいただき、スタッフ一同、とても嬉しく励まされる時間となりました。
講師の鈴木直也さん、そしてビレイやガイドのサポートをしてくださったスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。安心してクライミングに向き合える環境は皆さんのサポートのおかげです。
自然の中で、自分の身体と向き合いながら挑戦するクライミングの時間が、それぞれの次のチャレンジや一手につながっていれば嬉しく思います。
モンキーマジックでは、今後もさまざまなアウトドアクライミングスクールを開催していきます。ぜひお気軽にご参加ください。
【活動の様子】
2025年 04月 03日(木)14:00
【報告】発達障害のある若者のクライミング指導を担当しました(3月)
発達障害など心身の障害のある子ども・青年に対して、野外活動などアクティビティを通して支援を行う「プチ冒険倶楽部」。モンキーマジックでは倶楽部のクライミング部の指導を担当させていただいています。
3月30日(日)は、神奈川県山岳スポーツセンターにて野外にある15mのクライミング壁に挑戦しました。参加者は、発達障害の青年6名とパートナー6名の皆さんでした。
参加してくれた青年たちは、この日がとても楽しみで、ダイエットをしたり当日のおやつを丁寧に考えたりしてこの日を迎えてくれたようでした。当日は天気も良く、みんなやる気に満ちて伸び伸び登ってくれました。
前回2024年6月にここに訪れた時には、3mほどしか登れなかった男性が12mのところまで登って嬉しそうにしてくれました。でもその手は皮がむけてしまっていました。
別の青年はオーバーハングの強い部分も含め落ちることなく登りきり「頑張れました!」と満足そうな顔をしていました。
また、ビレイなどサポートしてくれたスタッフのみなさんとの交流も深まりを感じることができた一日となりました。
参加者の皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました。
モンキーマジックは、クライミングを通じてプチ冒険倶楽部のメンバーの冒険と可能性を広げるお手伝いを継続して行っていきます!
プチ冒険クライミング部の活動に関するブログ記事はこちら
https://note.com/npomonkeymagic/n/n44577e3ed48e
【活動の様子】
2025年 03月 27日(木)19:00
【報告】神奈川県パラスポーツ指導者協議会にて研修会を担当
3/16(日)に、神奈川県スポーツセンター(善行)にて神奈川県パラスポーツ指導者協議会主催の研修会が開催され、モンキーマジックが講師を担当しました。
当日は、22名の会員の方々にご参加いただき、パラクライミングの理解を深めていただきました。また実際にボルダリングの壁を使い、アイマスクをして登ったりサイトガイドを体験いただきました。
主催いただいた神奈川県パラスポーツ指導者協議会の方からは、講習会が終了する頃には和気あいあいとした会場の雰囲気を感じていただき「会員の研修会は、交流を踏まえてこうあるべきだと感じました」とご感想をいただきました。クライミングが障害のある・なし関係なく一緒に楽しみ、交流できるスポーツであることが伝わり、嬉しく思いました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
2025年 03月 25日(火)09:00
【報告】第142回 マンデーマジック東京@高田馬場を開催しました
3月24日(月)、交流型クライミングイベント「マンデーマジック東京」をノボロック高田馬場店にて開催しました。当日は21名(うち視覚障害者9名、上肢障害者1名、その他障害1名)の方々にご参加いただき、初参加者は6名でした。
今回は、大学のボランティアサークルの学生さんが先生とともに初めて参加されたほか、関西や海外からの一時帰国に合わせて遠方からお越しいただくなど、賑やかで多様な顔ぶれとなりました。
小林の挨拶では、THE NORTH FACEやCHUMSとのコラボによるサポートグッズのご案内に加え、「交流型クライミングイベントの社会的意義解明のためのアンケート」へのご協力への御礼をお伝えしました。
おかげさまで、多くの皆さまにご回答いただき、目標としていた回答数に無事到達することができました。アンケートを通じて得られた成果や今後の展開については、あらためてご報告させていただきます。ご協力くださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
次回の開催は 4月21日(月) です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
お申し込みはこちら↓↓↓
https://www.monkeymagic.or.jp/magic/monday-magic-tokyo
【活動の様子】
2025年 03月 24日(月)09:00
【報告】第2回スタッフイベントを開催しました
3月20日(木・祝)、オンラインにて「第2回スタッフイベント」を開催しました。
祝日にもかかわらず、約10名の方々にご参加いただきました。
今回のスタッフイベントは2部構成で開催し、第1部では、弊会の木本が「知的・発達障害者とクライミングについて」、第2部では、同じく弊会の白井が「モンキーマジックのセーフガーディングについて」をテーマに登壇し、参加者の皆さんとの対話と交流を楽しみました。
第1部:「知的・発達障害者とクライミングについて」(登壇者:木本)
弊会の木本より、知的・発達障害の特性を踏まえた上でクライミングがもたらす効果や、これまでの取り組みの成果から一緒にクライミングを楽しむための環境設定の方法について共有しました。その後、参加者から、今抱えている困りごとや相談事をシェアいただき、私たちにできることを考えました。参加者からは「まさに今、悩んでいたことだったので、色々話が聞けてとても有意義な時間だった。」と大変嬉しいお言葉をいただきました。
第2部:「モンキーマジックのセーフガーディングについて」(登壇者:白井)
まだ日本では馴染みの薄い「セーフガーディングポリシー」について、策定に関わった白井が、その意義や内容を説明しました。NPO法人モンキーマジックでは、2021年より「セーフガーディングポリシー」を策定し、参加者や運営スタッフが安心・安全に活動できる環境づくりに取り組んでいます。イベント内ではクイズを用いて、「こんな時どうする?」といった具体的なケースについて、参加者の皆さんと考えました。
今後も、日頃お力添えいただいている皆さまと繋がる機会を積極的に設け、モンキーマジックの活動をより充実させていきたいと思います。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
【活動の様子】
2025年 03月 22日(土)12:00
【サポートグッズ】クライミングにも、日常にも。“ひらけ、あそびゴコロ”CHUMSコラボレーションアイテム2025年モデル登場!
2012年からスタートし、今年で14作目となる「CHUMS(チャムス)」とのコラボレーションシリーズが、2025年モデルとして登場しました。
ブービーバードのロゴでおなじみのCHUMSと、NPO法人モンキーマジックの想いが詰まったコラボレーションアイテムです。
今回は、デイパック、スモールボストンバッグ、ショルダーバッグ、コレクトショルダーバッグ、ジップトートバッグ、キーコインケース、ロープキーホルダーの全7型を展開。
バッグ類にはすべてメッシュポケットが付属し、その先にはモンキーマジックのスローガン「NO SIGHT BUT ON SIGHT」があしらわれています。
また、ジッパーストラップなどの随所には、クライミングのロープワークでおなじみの「フィギュアエイトノット(八の字結び)」を採用。カラーは、使いやすいブラックと、ブルー・オレンジ・オフホワイトなど複数の生地を組み合わせた遊び心あふれるクレイジーパターンの2色展開です。
素材には、耐久性に優れたコーデュラナイロンを使用。軽量かつタフな素材で、日常使いはもちろんアウトドアにも最適です。 さらに、チャムスならではの遊び心あるデザインに加え、ストラップの太さや(※Blackのみ)内側を黄色にして視認性を高めるなど、視覚に障害のある方や、手の力が入りづらい方への配慮も施されています。
・容量:約20L
・A4サイズ収納可能
・メイン収納のファスナー位置を工夫し、中身が取り出しやすい構造
・トップハンドルはオリジナル編みロープを採用
・容量:約35L
・ボストンバッグとリュックサックの2wayで使用可能
・左側面:ハンドルはオリジナル編みロープを採用
・90㎝×90㎝薄手マルチシート付属(収納用内ポケット付き)
・容量:約16L
・本体口:スナップボタン仕様
・ポケットの引手は握りやすい6mmロープを用い、誘導時の補助としても活躍
・ポケットの引手のデザインはクライミングで定番のエイトノット(8の字)結び
・容量:約5L
・長財布、500mlの飲み物、ポーチなどが収まるサイズ感
・本体口:ファスナー仕様
・内側:小物用ポケット×2
・容量:約9L
・ハンドルまとめにはコラボネームを配置
・本体口:ファスナー仕様
・内側:小物用ポケット
・定期入れ、コインケースを兼ねて使えるキーケース
・表面:ファスナー付ポケット、鍵用ポケット、鍵用リング
・ファスナー引手のデザインはクライミングで定番のエイトノット(8の字)結びに
・後面:ICカード用のクリアポケット(内仕切り付)
・CHUMSオリジナルカラーの8mmロープを使用
・握りやすい8mmロープを用い、誘導時の補助としても活躍
・上部:トライアングル型カラビナ付き
・下部:キーリング
【活動の様子】
2025年 03月 21日(金)12:00
【報告】アジアの一番にも交流型クライミングを!・台湾編
2月21日~24日に、台湾での交流型クライミングイベント立ち上げに向けた調整のため、代表・小林と、長年にわたり世界各地を共にクライミングの旅をしてきた鈴木直也が台湾・台北市を訪問しました。
滞在中は、台湾最大規模で複数店舗を展開するクライミングジム「T-UP」の全面的なご協力のもと、視覚障害者と健常者が共に参加する交流イベントを、別店舗にて2回開催することができました。
今回が2回目の訪問となりましたが、すでに構築していたクライミングや山岳関係のネットワーク、国立体育大学、視覚障害のある参加者など、多方面から「価値ある素晴らしいイベントで、ぜひ継続してほしい」とのコメントをいただきました。
しかしながら、現地で継続的に主催していく体制を確立するには至っておらず、今後の課題として残りました。今回得られた新たな人脈や気づきを活かし、できるだけ早期に再訪し、台湾でも交流型クライミングイベントが立ち上がるよう、引き続き調整を進めていきます。
※本イベントは、lululemonの社会貢献プログラム「Grow Impact」の助成をいただき、運営されています。
代表小林は、かつてパラクライミングの日本代表選手として世界の舞台で競技に挑んでいた頃、日本以外のアジア諸国から出場している選手はほとんどいませんでした。そのとき、他のアジアの国々で暮らす視覚障害のある人たちは、どんな日常を送り、どんな未来を思い描いているのだろうか――そんな問いがいつも心にありました。
まずは日本全国に、障害のある人もない人も一緒に楽しめる「交流型クライミングイベント」を根づかせることが、私たちモンキーマジックの第一の目標です。その道のりの途中ではありますが、助成金などのサポートをうけながら、できる範囲でアジアの国々にも活動を広げる取り組みを始めています。
クライミングを通じて、「こんな世界があるんだ」と感じてもらえるようなきっかけを届けたい。まだ出会っていない誰かが、自分らしく一歩を踏み出す手助けができるのではないか。そんな思いと、取り組む責任を胸に、私たちは日本、そしてアジアへと活動の輪を広げていきます。
【活動の様子】
2025年 03月 21日(金)09:00
【学術研究のためのアンケートご協力へのお礼とご報告】
この度は、交流型クライミングイベントの社会的意義解明のためのアンケートにたくさんのご協力をいただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで、多くの方々にご回答いただき、目標としていた回答数に到達することができました。
実際にご回答くださった皆さま、そして情報拡散にご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
今後はいただいた回答をもとに、びわこ成蹊スポーツ大学と協力して分析・調査を進め、イベントに関わる多様な方々の体験の意味やイベントの社会的意義を学術的に明らかにしていく予定です。
本研究の進展や成果については、改めてご報告いたしますので、どうぞ今しばらくお待ちください。
改めまして、ご協力いただいたすべての皆さま、本当にありがとうございました。