2014年 07月 27日(日)
わくわくキッズクライミングスクール3名参加
9月27日(土) キッズクライミングスクールを開催。
3名参加くださいました。
イベントと重なり、参加者がとても少なく、3名の参加でした、
さみしいスクールになるかな、と思っていましたが、子どもたちには関係なかったようです。
ライトセンターには「ぐるぐる課題」と呼んでいる30手でぐるっと1周できる課題があります。
1周しようと何カ月にも渡り取り組んでいた彼女。
「今日こそ」と、自分で考え、まずは部分に分けて練習。
そして、いよいよ1周に挑戦。
徐々に傾斜がきつくなる壁をトラバースすると、今度は上へ登りそこからトラバース。
高いところでは身長の2倍はあります。見えずに落ちるのこわさは相当です。
けれども、今日は高いところで「あ、こんなところで休める!」とレストする余裕まで見られました。
見えない子どもたちにとって足のつかない所から落ちるのはマットがあるとはいえとても怖いこと。
そんな彼らの核心は、降りることかもしれません。
登るときにむずかしそうだな、大変そうだなと、思ったら足をマットに降ろせますが、降りるときはそうも行きません。
どんどん力がなくなる手で、苦手なホールドでも、それしかなければ掴み、ちいさなフットホールドにも乗っていかなくてはなりません。
周りの大人が「大丈夫」といっても本人にとっては、そんなことわかりません。
きっと、登る以上に本気を出すところなのでしょう。
今日もみんながそんな不安と向き合っていました。